ここでは水戸市内の全日制の県立高校について、ご紹介したいと思います。
※ご紹介している実力テストの目安は、これまでの指導経験からの目安であり、合格を保証するものではありません。
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水戸第一高校
言わずと知れた茨城県内随一の難易度を誇る高校です。
歴史と伝統があり、制服がない自由な校風など、多くの中学生の憧れになっています。
また、東大を初めとする難関国立大学・難関私立大学への合格者も多く、進学校として全国にも名が知られています。
水戸一高付属中が開校したことで定員が削減され、さらに難易度が上がってきています。
実力テストの目安 460点
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水戸第二高校
戦前に茨城県初の高等女学校として開校し、戦後共学化されましたが現在でも実質的には女子高になっています。
2006年以降継続的にSuper Science High Schoolに指定されており、女子で理系を目指すならお勧めしたい学校です。
進学実績では難関私立大学や東北大・筑波大といった難関国立大学にも合格者を輩出しており、2024年度の茨城大学合格者数では、高校別で第一位となったようです。
実力テストの目安 400点
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水戸第三高校
水戸三高も戦前に女学校として開校し、戦後共学化されました。
長年実質的な女子高でしたが、令和5年度から男子の生徒募集に力を入れ、現在では男子生徒の数も増えてきているようです。
普通科だけでなく、音楽科・家政科もあり、家政科のファッションショーなど、学校行事では他の高校とはひと味違ったものがあるようです。
実力テストの目安 330点
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緑岡高校
水戸市内では水戸第一高校に次ぐ難易度を誇る高校です。
こちらもSuper Science High Schoolに指定されており、希望者は2年生から理数科をコース選択できるようになっています。
進学実績では、こちらも私立難関大学や、北海道大や東北大を初め、筑波大・千葉大などの難関国立大学へも合格者を輩出し、茨城大学の合格者も多いです。
実力テストの目安 410点
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水戸桜ノ牧高校
水戸市内では比較的新しい高校ですが、勉学だけでなく部活動にも力を入れており、毎年多くの中学生が志願する人気校です。
また、ブレザースタイルの制服は、他の県立高とひと味違ったものとなり、男女ともに人気を支えているようです。
授業では他の高校と比べても課題が多く出されるようであり、勉強と部活のバランスをとることが大切です。
進学実績では中堅私立大学への合格や、茨城大学を初め地方国立大学への合格が多く、特に2024年度の茨城大学への合格者数は高校別で第二位となったようです。
実力テストの目安 370点
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水戸商業高校
商業科・国際ビジネス科・情報ビジネス科の3学科があり、簿記を中心とした会計活用能力を活かし、社会で役立つビジネススキルを身につけることを目指しています。
これに加えて国際ビジネス科では英語のスキル、情報ビジネス科ではITスキルを身につけて、社会で即戦力となることを目指して勉学に励んでいます。
進路では地元企業に就職する生徒が多いですが、在学中に検定試験に合格して多くの検定を取得することで、商業系の大学へ推薦で進学する生徒も多くいます。
高校卒業後は就職を目指す生徒、文系での大学進学を目指す生徒にお勧めしたい学校です。
実力テストの目安 330点~340点
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水戸工業高校
機械科・電気科・建築科・工業化学科・情報技術科・土木科の6学科があり、授業では実技が多く、在学中にさまざまな資格を取得することができます。
卒業後は地元の企業に就職して社会を支える仕事に就く生徒が多いようですが、専門学校への進学や、指定校推薦で大学へ進学する生徒もいます。
部活動も盛んで、進学後に学校生活を謳歌している卒塾生もいました。
在学中に手に職をつけて、就職を目指す生徒にお勧めしたい学校です。
実力テストの目安 250点~330点